寛解期を迎えて
退院後の食事に関しては、潰瘍性大腸炎のレシピ本を買って、奥さんに気を使ってもらいながら、家族とは別メニューを作ってもらい節制なら努めました。少しづつ少しづつ肉を増やしていったり、少しづつ少しづつ食べれる物を増やしていきました。
節制するのは「脂肪」「繊維」「生もの」の3つ。脂肪は1日30-40g以下に抑えたいので、お菓子や食品などパッケージの裏を見ると「脂質」として表示されてるので、コンビニ行っても裏ばっかり見て、脂質10g以下を探すのが大変でした。脂質10g以下のお菓子なんて全然ないから。ボーロなどの赤ちゃん用のお菓子、地味なかき餅などはokライン。
ステロイドの副作用で食欲には歯止めが利かず、食べても食べても満腹にはならなかったので体重回復には助かりました。
10月に退院してアルコールも元旦に口をつけるまで禁酒、年明けてからは少しづつ飲んで慣らしていきました。
タバコは入院中2ヶ月禁煙したにも関わらず、仕事に復帰してから間もなく吸い始める事になる。
年明けには今回は寿司にチャレンジ、今回は焼鳥にチャレンジなど徐々に節制を解除していった。お腹の調子は悪くなく崩す事なく順調だった。
健康のバロメーターとしては、「オナラが普通に出る事」がお腹の調子の目安になった。入院中は一度も普通にオナラが出る事はなく、乾いた音付きのオナラが出ると「うん、今日も大腸大丈夫だね!」って。
ステロイドで免疫が落ちてるので、外出時はマスクを着用、とにかく風邪を引くと一撃で下痢になるので、体調管理は例年になく厳重に行った。
入院で10キロ落ちた体重を戻すため、1年計画でジムへも通い出した。下がった体重10キロのうち、筋肉が7.8キロ下がったので、至る箇所がガリガリになってたので、体の色んな箇所のサイズを計測し、筋トレして増やしていくだけだって頑張った。筋トレは筋肉が付いてきだすと楽しくなるし、サイズが上がってくるとモチベになるので楽しかった。
春になる頃にはステロイドの副作用だった顔のブツブツも綺麗になり、食事制限も殆どしなくても良い状態まで回復した。