tonjinchiの日記(潰瘍性大腸炎の記録)

潰瘍性大腸炎の記録を残す

201907月 退院後

トイレ回数5-8回と微妙な状態での退院となり、不安の自宅療養開始となった。


まず、リビングにマットを敷いて自分が横になれるスペースを確保、リモコン、体温計、筆記用具、ゴミ箱など手に届く場所に配置。

基本的にここで生活を行った。


毎日、食べた物、体温、トイレ回数と状態などをメモするようにした。何を食べるとどうなる?を少しでも分析したいくて。


家に戻ったからには、家事も手伝いたい、料理も手伝いたい、という気持ちがあり、張り切ってはいたが、中々思った通りには行かなかった。そう、いつもの張り切り過ぎである。


・スーパーに一緒に行く。

・数日分のメニューをザックリ決める。

・ご飯を炊く。

・料理を1.2品作る。

・お皿を洗う。

・トイレ掃除をする。

・掃除機をかける。

・洗濯物をたたむ。


調子が悪くなければ上記くらいのお手伝いはできるようになった。主夫初心者なので、奥さんにはよく怒られましたけど。


退院当初は「断捨離精神」が強く、アレもコレも捨てようとやる気満々で、ゴミの分別やゴミの日の冊子を眺めながら勝手に掃除を進めるので、奥さんは仕事から帰って来ては「はぁ、、」とため息をつきながら落胆してました。「また勝手にゴミ出しやがって」という落胆です。


それからは勝手に捨てずに、事前にコレは捨てていいのか?コレはこうしていいのか?と事前相談しながら進めた。また、子供のおもちゃや服などは重い腰をあげてメルカリ で売ったりして処分していきました。


体調はというと、トイレ回数は減る事はなく、若干増えてきたかなという推移。身内から漢方を勧められ試したが、結局1ヶ月もたずにギブアップ。トイレ回数が増えたり、衰弱したりと身体の中の悪いものを出している期間と言われても限界があった。


退院して1.5ヶ月後、トイレの回数は15回前後に増え、衰弱度も高まり、外来に行った日に動けなくて処置室でずっと横になっているという有様。2ヶ月かけて減らしてきたプログラフを元の量に戻すことになった。


それにプラスしてイムラン(アザニン)を追加した。イムランは2年前から使っていて、即効性ではなく、あまり手応えのない薬。


2ヶ月かけて減らしてきたプログラフを元の量に戻した事は精神的なダメージが大きかった。早く治したい気持ち、早くシャバに復帰したい気持ちなど、焦る気持ちとは裏腹に時間はかかる一方である。