201905月 3回目の入院
薬の評価は投与してから2週間様子を見て判断する事が多く、自分にとってのこの2週間はとても長かった。「ゼルヤンツ」は入院前に1週間、入院後に1週間様子を見たが、成果は出なかった。「ヒュミラ」「ゼルヤンツ」と2連敗。
入院前のトイレ回数は10回を越え、入院後お腹の状況はみるみる下降していき、トイレ回数が1日20回を越え、25回を越え、30回を越えた。まさに地獄絵図である。
1日は24時間しかないのに、トイレ回数24回を越えるということは、1時間に1回トイレに駆け込んでいる計算になる。睡眠中も同様に1時間に1回トイレに起きて駆け込む状況だ。
大部屋の1番廊下側にしてもらった理由は「トイレが近いから」だった。それでもたった5mの距離さえ間に合わなくて誤爆する事もあり、トイレで半泣きになる40代のおっさん。
トイレ回数20回を越えてくると肛門への負担も大きく「肛門が痛い」とずっと言っていた。柔らかいトイレットペーパーに変えてみたり、軟膏塗ってみたりしたが、肛門の痛みは続いた。
寝ていてもガバっと起きてトイレにダッシュ、そしてギリギリセーフ、これの繰り返し。制限時間は10秒程。毎回ギリギリの戦いだ。
食欲低下、脱水症状、声に力が入らない、毎日夜になると38度以上の発熱、、、ただただ辛い2週間だった。
入院して2週間、ホントに辛かった。